Message
入局者へのメッセージ
教授
野口 京 NOGUCHI Kyo
- 自由度の高い環境のなか、個性を思いきり伸ばしてほしい
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医局は縦割りではなく、穏やかで明るい雰囲気のなか、自分のやりたいことに自由に取り組んでもらうことができます。
富山という地域柄、患者さんも穏やかであり、研鑽を積む場として最適な環境が整っています。生活環境は素晴らしく、3000メートル級の立山連峰と1000メートル深度の富山湾に囲まれた風光明媚な景色、美味しい魚、お米、お酒といった魅力的な環境のなか、ゆったりと生活しながら、趣味を楽しみたいという人に非常におススメです。
近年はIT技術の発達により遠隔画像診断にて仕事を行うことができるので、出産・育児・介護・自己の病気などでフルタイムでの病院勤務が難しい場合でも、自宅などで画像診断の仕事を続けることが可能です。
余分なストレスなく、自由度の高い働き方ができる環境のなか、若い医師あるいは年齢を問わず他科からの転科を考えている医師の皆さんにも、当科にて研修していろいろなことに積極的に挑戦していただき、自分の個性を思いきり伸ばしてほしいと思います。興味のある方はぜひ見学にお越しください。お待ちしています。
教授(放射線腫瘍学部門)/
富山大学附属病院
総合がんセンター 放射線治療センター長
富山大学附属病院
総合がんセンター 放射線治療センター長
齋藤 淳一 SAITOH Jun-ichi
- 少数精鋭チームで働きやすい環境。大いに活躍してください
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放射線治療医は、放射線による専門的な治療を提供するSpecialistであり、かつ、がん全般の治療を行うことができるGeneralistでもあります。近年は放射線機器の進歩が目覚ましく、質の高い医療を届けられるようになり、医師としてのやりがい、存在意義、達成感、面白さも大きく感じることができるでしょう。
「放射線治療をしたいけど整った環境がない」、「なかなか症例が回ってこない」と思っている方にとって、放射線治療センターを有しており、かつ少数精鋭という医局のなかで、即戦力として活躍することができる富山大学の放射線科は最適な環境だと思います。
また、当直業務がない形で働くこともでき、自分の時間をマネジメントしやすいワーク・ライフ・バランスに優れていることも大きな魅力でしょう。
共に成長し、放射線科を大きく発展させていくことができたら嬉しく思います。転科したい医師の方も大歓迎です。
講師 / 専門分野:放射線治療
水上 達治 MIZUKAMI Tatsuji
- 着実に成長できる贅沢な教育環境。働きやすさも自慢です
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放射線治療は、0歳の赤ちゃんから100歳を超える方まで、そして頭から足先まで臓器横断的に幅広く関わり、治療においても根治から緩和を目的とするものまで幅広い役割を担っていることが特徴です。
医局はベテランの優れた先生が多く、かつ話しやすいため、私は放射線治療が専門なので診断について分からないことがあれば気軽に相談できるなど、さまざまな場面で助けていただいています。看護師さんや診療放射線技師の方も話しやすく、何でも相談できますし、ときに無理なお願いも快く聞いていただくなど非常に働きやすい環境です。関わる人全てが経験豊富で優れた方ばかりであり、とても贅沢な教育環境にあると感じています。
安全かつ最適な放射線治療を提供するためには、他科との密な連携は必須です。がん患者さんの治療方針などを意見交換・共有・検討・確認する「キャンサーボード」などで他科と話す機会もありますし、婦人科、頭頚部外科、呼吸器外科や緩和ケアチームといった他科や他部署のカンファレンスにも積極的に顔を出しながら、各診療科の先生方との連携を深めています。
放射線診断・治療学講座は自分で仕事をコントロールしやすいなど、働き方の自由度が高いことも魅力でしょう。出産・育児といったライフイベントのある女性医師の方にも最適な診療科であり、重要な役職に就いて活躍している女性医師も多くいます。
放射線治療医を目指すにあたって、特別な能力は必要ありません。地道に着実に仕事ができる人であれば大丈夫です。「自分はやっていけるのか?」という心配も要りません。ペースの違いはあっても、しっかりと一人前になることができるはずです。